タイブレーク高校野球2023はなぜ?ルールは?ランナーは誰が?打順は?

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テニスでのタイブレークは、1965年に発明され1971年からグランドスラムで採用されています。テニスを観る方には馴染みのあるシステムです。

ところが、最近、そのほかのスポーツでも、タイブレークがブレークして(笑)いると思いませんか?

2023年3月の大谷翔平擁する日本代表が優勝したWBC(ワールドベースボールクラシック)にて、延長戦がタイブレークが行われ、2023夏の甲子園でもタイブレークが実施されていました。
テニスとはどう違うのか?(種目が違うので当たり前なんですが)気になったので調べてみました。

野球のタイブレーク

野球におけるタイブレークは、テニスと同じで延長戦において試合の早期決着を促すために導入されています。

点が入りやすい無死1,2塁や無死2塁の状況から攻撃を開始することで延長戦の決着がつきやすいようにしています。
MLB(メジャーリーグ)や、日本社会人野球、大学野球、高校野球などで採用されていますが、タイブレークに入るイニングは10回や13回、攻撃も無死2塁、無死1,2塁、打順や走者の設定も一律のものはないようです。

大谷翔平選手が活躍しているMLBでは、原則として引き分けが存在せず、延長戦は無制限に行われていました。新型コロナウイルス感染防止の観点からタイブレークが導入され、無死2塁、打者は前インニングから続く打順、2塁走者は打者の前の打順の選手というルールが導入されました。
2023シーズンからは延長タイブレークがすべての試合に適用されるルールとなりました。

タイブレークが高校野球2023に初導入?

高校野球では延長戦のルールが過去に幾度も変わってきています。1958年からは、延長18回までに制限されてきましたが、それでも決着がつかず、選手の負担が大きくなることから、2000年からは延長15回と変わっています。
2017年3月の選抜高等学校野球大会にて延長15回再試合が2試合連続で起きたことをから、2018年から甲子園でタイブレークを採用することしました。2023年選抜大会から10回以降導入とされています。

タイブレーク高校野球何回からでしょう?

2015年は春季都道府県大会・地区グロック大会に限り、延長10回1死満塁の設定で行われていました。
2018年の選抜大会から延長13回から無死1,2塁の設定で行われることとしました。
2023年の大会から13回からの導入が10回からの導入することとなり、タイブレークの試合が増えることtなり皆さんが目にする機械も増えたのでしょう。

タイブレーク高校野球 ルールは?ランナーは誰が?打順は?

タイブレークを実施するにあたり、どのような設定で行うかはそれぞれの主催者が決めています。アウトカウントやランナーの位置により、攻撃力が変動します。無死満塁であったり、1死1,2塁、無死2塁、など色々な設定があるようですが、WBCがそうであったように、無死2塁の設定が攻撃と守備のバランスが攻撃が有利になるちょうどよい塩梅なのかもしれません。(攻撃が強すぎる得点が大きくなりすぎ試合が大味になりかねません)
打順は、9回最終打者の次の打順、ランナーはその前の打順の選手をランナーに設定してる例があります。

高校野球の規則では、
・打順は9回終了時の打順を引き継ぐものとする
・走者は無死1・2塁の状態から行うものとする
その場合、二人の走者は先頭打者の前の打順のものが1塁走者、その前の打順のものが2塁走者となる。
と規定されています。

テニスのタイブレークはセットを取り合う試合での時間短縮・選手疲労減少を狙ったものです、一方で野球も試合の決着までの時間を短縮させる目的で実施されているものでした。
攻撃と守備が明確に分かれている野球で、攻撃力にアドバンテージを加えて決着を図っていました。

テニスのタイブレークはこちらから

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