2020現在、錦織圭選手の契約スポンサー数は16社です。
しかも、契約を希望する企業が後を絶たず、契約料の最低ラインを5千万円と高く設定しています。それでも、男子テニス唯一のアジア人スターの”錦織圭という世界的ブランド”は多くの企業を惹きつけます。
世界で活躍する日本人スポーツ選手ということ非常に市場価値が高く、グローバル企業には魅力的な広告塔となっており、TOP選手の中でも有数の潤沢な契約料を受け取っています。錦織選手の収入は総額40億円でそのうちスポンサー契約で得ている収入は約35億円に上るとみられています。
🎾本記事のサマリー
- 錦織圭のスポンサー収入(金額)
- 錦織圭の商業的ブランド価値
- 1.日清食品ホールディングス(NISSIN)
- 2.ユニクロ(UNIQLO)
- 3.ウィルソン(WILSON)
- 4.ナイキ(NIKE)
- 6.ウィダーinゼリー
- 7.エアウィーヴ (AIR WEAVE)
- 8.ジャックス(JACCS)
- 9.アサヒ(ASAHI)
- 10.リクシル(LIXIL)
- 11.ジャガー(JAGUAR)
- 12. NTTグループ
- 13. 久光製薬(HISAMITSU)
- 14. 日本航空(JAL)
- 16. WOWOW
- 【契約終了】デルタ航空(DELTA)
- 【契約終了】アディダス(ADIDAS)
- 【契約終了】プロクター・ギャンブル(P&G)
- 【契約終了】タグ・ホイヤー(TAG HEUER)
錦織圭のスポンサー収入(金額)
2015年は世界のスポーツ界で第19位の18億円
世界の全アスリートの中で、スポンサー契約収入は第19位で18億円($15M)でした。
テニス界では、全アスリート界でも1位のロジャー・フェデラー、7位のノバク・ジョコビッチ、8位のラファエル・ナダル、12位のマリア・シャラポワ、16位のアンディー・マレーに次6番目です。錦織圭の次点20位にセリーナ・ウィリアムズがランクインしています。
錦織圭の商業的ブランド価値
そのブランド価値は、全アスリートの中で堂々の第17位
the London School of Marketing(イギリスの名門ビジネススクール)が実施した調査で2015年版のスポーツ選手のブランド価値ランキングが算出されています。スポンサーから得た年収、総収益、ソーシャルメディアへの参加率などを参考に決定されています。錦織圭のブランド価値は全てのアスリートの中で堂々の第17位です。つまり世界中で活躍する日本人アスリートの中で、最も商業的価値がある存在(キャラクター、イメージ)と言えます。
スポーツ選手のブランド価値ランキング(2015)
- ロジャー・フェデラー(テニス)
- タイガー・ウッズ(ゴルフ)
- フィル・ミケルソン(ゴルフ)
- レブロン・ジェームス(バスケットボール)
- ケビン・デュラント(バスケットボール)
- ローリー・マキロイ(ゴルフ)
- ノヴァック・ジョコビッチ(テニス)
- ラファエル・ナダル(テニス)
- マヘンドラ・シン・ドー(クリケット)
- クリスティアーノ・ロナウド(フットボール)
- コービー・ブライアント(バスケットボール)
- M・シャラポワ(ロシア)(テニス)
- リオネル・メッシ(サッカー)
- ウサイン・ボルト(陸上競技)
- ネイマール(サッカー)
- A・マレー(テニス)
- 錦織圭(テニス)
- デリック・ローズ(バスケットボール)
- フロイド・メイウェザー(ボクシング)
- S・ウィリアムズ(アメリカ)(テニス)
引用元:the London School of Marketing.
1.日清食品ホールディングス(NISSIN)
2008年日清食品とスポンサー契約を開始。2012年より日清食品所属。
日清食品の創業者である安藤百福氏の「食とスポーツは健康を支える両輪」との考えのもと、日清食品は様々なスポーツを支援してきた中、近年はテニスに注力。現在、錦織選手の他に、大坂なおみ選手、綿貫陽介選手も所属契約選手として在籍している。
- 企業名:日清食品
- 本拠地:日本
- 業種:食品
- 契約内容:、錦織圭は2008年9月にスポンサー契約を締結してパートナーシップをスタートし、2012年4月から3年間の所属契約を締結。そして、2015年7月には所属契約を2020年12月31日まで更新。(所属選手契約もスポンサー契約の一種)
- 契約金:不明
- 【関連】「日清 所属契約」錦織圭公式BLOG
- 【関連】錦織圭 日清食品HP
2.ユニクロ(UNIQLO)
フェデラーと並んでユニクロのグローバルアンバサダー
リオ五輪でのメダル獲得時に臨時ボーナス1億円(ファーストリテイリングから5000万円、残り5000万円を柳井正会長兼社長個人)が支払われたことは有名。嘗ては、ジョコビッチと共にユニクロの看板契約選手だったが、同選手の契約終了の後、2018年ウィンブルドンより、まさかのフェデラーもナイキに変わってユニクロと契約。
- 企業名:ファーストリテイリング
- 本拠地:日本
- 業種:カジュアル衣料
- 契約内容:ユニクロは2011年1月1日から錦織と5年間の”グローバルアンバサダー契約”をスタートしています。ウェアは以前はアディダスでしたが、その後一貫してユニクロを着用。2016年1月より契約更新が発表されました(契約期間や金額は非公表)。
- 契約金:年間12億(推定)
3.ウィルソン(WILSON)
VIP待遇。フェデラーと同じく終身契約を締結
ウィルソンは錦織選手のジュニア時代からラケットのサポートをしています。ロジャー・フェデラーに続いて生涯契約選手となっています。
- 企業名:Wilson Sporting Goods/アメアスポーツ
- 本拠地:アメリカ(イリノイ州)/フィンランド
- 業種:スポーツ用具
- 契約内容:これまで契約期間は3-5年が区切りでしたが、2015年12月にはフェデラーと同じくウィルソンは終身契約を締結しました。ウイルソンは昨年創立100周年。その歴史の中でも、生涯契約を結んだ選手は数少なく、すべて4大大会を制した名選手たちだけで、まさにVIP待遇。
- 契約金:生涯契約。非公開だが年間2億5千万円と推定。(フェデラーの場合、年間$2M・日本円で約2億5000万円)
4.ナイキ(NIKE)
ジュニア時代からアディダスを着用していたが、プロ10年目にナイキのシューズに
錦織選手が着用するシューズ”ズームヴェイパー9.5ツアー”はフェデラー、キリオス、G・ディミトロフらが着用しています。シーズン毎のシューズデザインはナイキ社とミーティングを重ね、自身でデザインしています。
- 企業名:ナイキ
- 本拠地:アメリカ(オレゴン)
- 業種:スポーツアパレル
- 契約内容:2017年1月よりプロデビュー以来、約10年続いたアディダスとのシューズ契約を終了し、新たにナイキと契約を開始しました。
- 契約金:不明
6.ウィダーinゼリー
- 企業名:ウイダー (Weider) 社
- 本拠地:アメリカ
- 業種;ボディビル・ニュートリション
- 契約内容:2010年7月より契約開始。栄養面ではcーやプロテイン、サプリメントでサポートしています。
- 契約金:不明
7.エアウィーヴ (AIR WEAVE)
- 企業名:エアウィーヴ
- 本拠地:日本
- 業種:マットレスパッド・クッション材
- 契約内容:2009年よりエアウィーブの愛用者でした。2012年10月(当時世界ランク16位)より公式にスポンサー契約が締結されました。その他、フィギュアスケートの浅田真央や、サッカーの柿谷らとも契約しています。
- 契約金:不明
8.ジャックス(JACCS)
- 企業名:ジャックス
- 本拠地:日本
- 業種:金融(信販)
- 契約内容:2013年3月より広告出演契約をスタートしました。錦織とLOVE PSYCHEDELICOがコラボしたジャックスCMソングは有名ですね。
- 契約金:不明
9.アサヒ(ASAHI)
- 企業名:アサヒビール
- 本拠地:日本
- 業種:飲料
- 契約内容:2015年よりCMキャラクターに起用。
- 契約金:不明
10.リクシル(LIXIL)
- 企業名:リクシル(LIXIL)
- 本拠地:日本
- 業種:建築材料・住宅設備機器業
- 契約内容:2015年4月より3年間のスポンサー契約を締結しました。その後、グローバル・パートナーシップ契約を2021年3月まで更新しました。
- 契約金:不明
11.ジャガー(JAGUAR)
公私共にジャガー車を愛用。NISHIKORI EDITIONも販売。
ジャガーが錦織と契約に至った理由は次の共通点があったからです。”生き生きとした情熱あふれる存在 /革新的、魅せるスタイル、強靭な体力・パワー /最も勢いのある存在の一人 /SPORT(スポーツカーブランド、プロスポーツ選手) /イギリス(ジャガーの母国、テニスの聖地ウィンブルドン) /ジャガーと錦織圭は同じ野望を持っている:大きな強豪を倒して「No.1」になること”。プライベートでもジャガーが愛車。
- 企業名:ジャガー/タタモーターズ(親会社はインド財閥)
- 本拠地:イギリス/インド
- 業種:高級自動車
- 契約内容:2014年9月よりグローバルアンバサダー契約をスタートしました。世界中の転戦先での移動者としてジャガーが支給されます。また、プライベート用として定価1300万円の高級スポーツカー「FタイプV8コンバーチブル」が提供されました。
- 契約金:不明
12. NTTグループ
- 企業名:NTT持株会社
- 本拠地:日本
- 業種:通信
- 契約内容:2016年5月より2020東京五輪へむけた広告キャラクター契約を結びました。錦織圭選手が利用するモバイル通信等のサポートを行っています。
- 契約金:不明
13. 久光製薬(HISAMITSU)
ブランドメッセージの「スポーツが好きだ、大好きだ!」が錦織選手とマッチしています。
- 企業名:久光製薬
- 本拠地:日本
- 業種:医薬品
- 契約内容:2015年3月より「エアーサロンパス」のイメージキャラクターに起用。
- 契約金:不明
14. 日本航空(JAL)
5年契約15億円+インセンティブ最大10億円
- 企業名:JAL(日本航空)
- 本拠地:日本
- 業種:空運業
- 契約内容:JALは2020年の東京五輪までの5年契約で15億円、成績に応じた出来高契約として最大プラス10億円を提示しました。錦織が関係するイベントへの協賛。さらには移動する際はファーストクラスを提供する条件での契約です。
- 契約金:5年で15億円+インセンティブ
15. IMG
IMGのマネジメント部門”WME-IMG”と契約をしています。その他の顔ぶれは、セリーナ・ウィリアムスやノバク・ジョコビッチなど29名が所属。
16. WOWOW
【契約終了】デルタ航空(DELTA)
- 企業名:デルタ
- 本拠地:アメリカ
- 業種:空運業
- 契約内容:2013年11月よりデルタ航空は錦織と2年間のオフィシャルエアライン契約を結んでいます。米国フロリダ州在住の錦織の米国内、日米間および米欧間での移動をビジネスエリートクラス、ファーストクラスでサポートしてきました。2年の契約が終わり、デルタは再契約を6億円で提案しましたが、JALが5年15億円の大型契約で勝ち取ったと言われています。
- 契約金:不明
【契約終了】アディダス(ADIDAS)
- 企業名:アディダス
- 本拠地:ドイツ(バイエルン)
- 業種:スポーツ用具
- 契約内容:以前はウェアも契約していましたが、現在はユニクロへ変更しています。現在はシューズのみをアディダスとスポンサー契約しています。実はジョコビッチも同様で、以前はアディダスとウェア契約をしていましたが、今はシューズのみです。
- 契約金:不明
【契約終了】プロクター・ギャンブル(P&G)
- 企業名:P&G
- 本拠地:アメリカ
- 業種:生活用品
- 契約内容:2015年8月よりスポンサー契約を開始。主にキャンペーンなどの広告に出演しています。
- 契約金:不明
【契約終了】タグ・ホイヤー(TAG HEUER)
- 企業名:タグホイヤー
- 本拠地:スイス
- 業種:高級時計
- 契約内容:2012年2月、当時世界ランク18位の時よりスポンサー契約を結んでいましたが、2018年で解消。テニス選手ではマリア・シャラポワとも契約していましたが、ドーピング事件により16年から契約更新は無しとなりました。
- 契約金:不明
【アスリート年収・スポンサー関連】
- ノバク・ジョコビッチのスポンサー事情
- ロジャー・フェデラーのスポンサー事情
- ラファエル・ナダルのスポンサー事情
- アンディ・マレーのスポンサー事情
- 錦織 圭のスポンサー事情
- 大坂なおみのスポンサー事情
- スタン・ワウリンカのスポンサー事情
- ミロシュ・ラオニッチのスポンサー事情
- マリア・シャラポワ”のスポンサー事情