男子シングルス決勝で大会第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-0、6-2、7-5で勝って4連覇を果たし、全仏100勝、前人未到の全仏13度目の優勝を飾りました。
今大会7試合すべてストレート勝ちで圧勝。ナダルは過去15度の全仏出場でわずか2敗しかしておらず、改めて「赤土の王者」の圧倒的な強さを見せつけた大会でした。
「とても厳しい1年だった。今日はロジャーに並ぶ20勝とかは考えずにプレーした。この勝利は僕にとって全仏オープンでもう1度優勝できたということだ。僕のキャリアにおけるもっとも重要な瞬間を迎えることができた」-R・ナダルの優勝コメント
これでロジャー・フェデラー(スイス)の持つ4大大会で男子最多の20度勝に並びました。歴代最強のテニス選手の一人としての評価を上げたのは勿論、全仏では他を寄せ付けない”神の領域”とも言える強さでクレー最強の地位を確固たるものにしています。

全仏OP13回目の優勝トロフィーを掲げるナダル
全仏OPの着用シューズ
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史上最強のテニス選手ランキング決定戦