イギリス(スコットランド)のアンディー・マレーは頭脳明晰で投資家としての顔も持っています。
マレーはトップ選手として厳しいATPツアーを戦う一方で、複数者のベンチャー企業に投資をしたりホテル経営したりしています。
今回は、マレーが総額£6を注ぎ込んで完成させた祖国スコットランドのラグジュアリーホテル「Cromlix House」を紹介します。
Cromlix House
2013年2月にアンディー・マレーが自身の資産管理会社「77 Management Limited」を通じて£1.8M(日本円で約2.8億円)でスコットランドの歴史的建造物を購入。改修を加えて、ラグジュアリーホテルとして、2014年3月にオープン。
24エーカーの敷地内には、森林や庭や池などがあり、自然を愉しむ事が出来ます。場所はマレーのホームタウンである スコットランドのDunblaneから3エーカーほど離れたところ。ホテルは10部屋と5つのスイートルームも持ち、全てに部屋はスコットランドの偉人にちなんだ名前がついています。
宿泊料金は通常時で£250(日本円で約4万円)繁忙期は£585 (日本円で約16万円)。ホテルの運営自体はスコットランドで複数のホテルを運営する「Inverlochy Castle Management International,」が担当。
ホテルは総額£6(日本円で約9.5億円)の取得費用と改修費用がかかったとされています(近くの別の物件の取得費含む)既に、Cromlix Houseはマレー自身がコート上で培った名声を頼りに、世界中から沢山のゲストを呼び込むことに成功。
[aside] 77 Management Limitedマレー自身のマネジメントと資産管理を行う会社。2009年3月に設立。「77」の数字はマレーのキーナンバーとして有名。⇒77 Managemenr Limited(HP) [/aside] [kanren postid=”1236″] [kanren postid=”928″]
取得時の物件
2013年に土地と建物を£1.8で購入。元々は15世紀の貴族Cromlix卿の城。現建物は1880年に邸宅として建てられた後、ホテルとして運営されたが2011年に閉館ました。2010年にアンディーの兄で同じくテニス選手であるジェイミー・マレーの結婚式会場としても利用されました。
改修後のホテル外観
15のベッドルームを持ち、35エーカーの土地の中には池もあります。一晩の宿泊料金は£250(日本円で約4万円)。
レストラン・バー
バーカウンター壁は孔雀をイメージしており、バーにはシングルモルトウィスキーが豊富に揃っています。
部屋(スイート)
ホテルの部屋は全て、スコットランドの偉人の名前にちなん名付けられています。このスイートはロバートバーン氏の名前に由来。
バスルーム
スイートのバスルームは金、銀、胴の装飾が随所にあしらわれています。
スヌーカールーム(ビリヤードルーム)
恐らくビリヤードなどができるプレイルームを兼ねていて、プライベートパーティーなどの時はビリヤードテーブルがダイニングテーブルとして使用できる仕様になっています。
部屋(スイートルーム)
5つ星クラスでピークシーズンは£585 (日本円で約16万円)ほど。
メインラウンジ
ゲストはチェスや読書などをゆっくり愉しめます。
テニスコート
マレーと一緒にテニスが出来る?そんな夢の試みも可能性大です。
ウェディングチャペル
2014年4月にはアンディー・マレーとその妻キム・シアーズの結婚式パーティー会場としても利用されました。
- Kinbuck,Near Dunblane,Perthshire, FK15 9JT
- Tel: 01786 822 125
- http://www.cromlix.com
【アンディ・マレー】
アンディ・マレーのスポンサー企業は非営利が多い。契約料は19億円で世界19位。