テニスの試合でラブフォーティー(0-40)とは、サービス側の大ピンチの状況です、サービス側はあと一本でゲームをとられてしまいます。
では、こんな時に選手は何をすればよいのでしょうか?テニスを見ているときに、選手が何を考えているかを想像しながら見るとより楽しく見ることが出来ますね
ラブフォーティーの意味は
テニスはポイントを取り合ってゲームを積み重ねて、最終的にはセットを獲得するのがルールとなっています。
つまり、ゲームを取らないとテニスは試合に勝つことは出来ません。
なので、ラブフォーティー(0-40)はサービス側の大ピンチであり、レシーブ側のブレークの大チャンスでもあるのです。で何をすればよいのかを考えてみました。
ラブフォーティーのサービス側は何をみているのか?
草テニスでは、相手が強そうに見える時は、ラブフォーティー(0-40)になってしまうと、1ポイントは取れても、3ポイント連続で取って、デュースにも値こむのは難しいと、諦めたくなりますよね。
でも、テニスの試合を見ている、0-40からも諦めずに猛然とサービスを打って攻めている選手ばかりですよね。
こうした選手は何を見ているのでしょうか?
テニスは1ポイント1ポイントの積み重ねなので、0-40のゲームであっても、相手に諦めていないことをしっかりと示して、次のゲーム、そのつぎのゲームと、徐々にポイントを取っていくことで、試合を挽回して勝ちに繋げていく可能性があります。
ラブフォーティー(0-40)になっても、ポイントをとりにいきます。一つでもポイントをとっていくと、相手はどうでしょう、手強く思わせていき自分に有利な状況を作っていくのです
従って、ラブフォーティー(0-40)ではサービスは入れに行くのか、エースを取りに行くのか?と言うことよりも、0-40となっても、前向きに試合を進めて行くことが、勝利に繋がることとなるのです。
なので、普段通りにファーストサーブを打って、いつもと同じようにポイントをしっかり進めて行く事が出来ると勝つ確率が上がります。
ラブフォーティーのレシーブ側の気持ちも考えてみましょう。
レシーブ側は0-40はビッグチャンスですよね。ゲームを獲得するためには、あと1ポイント取ればオッケー‼️
そのチャンスが3回もあるって事になります。
チャンスが3回‼️ となるといつもは確率の低い戦術を使ってみようかなとおもうかもしれない。
また、このチャンス、逃してなるか‼️確実に取りに行こうと思って、より確実な戦術を取るかもしれません。
テニスはメンタルが大きく左右するスポーツと言われていますから、いつもと違った戦術をとった時に、選手に隙が現れてしまいます。
プロ選手の試合でも0-40からのブレイクって意外と簡単ではなくて、サービス側のキープに終わることも、よくあります。
選手の心の中も想像しながらテニスを見ると、また、味わいが深く愉しくなります。
0-40になった時は、それまでの試合の経過とともにサービス側、レシーブ側の戦術、心の中を想像しながら見てみましょう。
コメント