トッププロテニス選手としてだけはなく、その美貌からファッションアイコンとしても注目されてきた、ロシアの妖精ことマリア・シャラポワ。2016年3月にメルドニウム使用によるドーピング問題が発覚してから、スポンサー離れが相次いでいます。
2004年、17歳のシャラポワは、ウィンブルドンでセンセーショナルな優勝をとげ、スポンサーの広告出演契約の件数は一気に急増し、ハイエンドな世界へと扉を開きました。
🎾本記事のサマリー
シャラポワのスポンサー収入(金額)
2015年 $23M(28億円)でアスリート界で12位。男女テニス界で4位。
フェデラー、ジョコビッチ、ナダルに次いで男女合わせたテニス界で堂々4位でした。
もっと詳しく「2015年のアスリートスポンサー収入ランキング」を参考にして下さい。
2014年 $22M(26億円)でアスリート界で11位。男女テニス界で3位。
もっと詳しく「2014年のアスリートスポンサー収入ランキング」を参考にして下さい。
2013年 $23M(27億円)でアスリート界で8位。男女テニス界で2位。
もっと詳しく「2013年のアスリートスポンサー収入ランキング」を参考にして下さい。
シャラポワの商業的ブランド価値(2015年版)
12. M・シャラポワ(ロシア)(テニス)
13. リオネル・メッシ(サッカー)
14. ウサイン・ボルト(陸上競技)
15. ネイマール(サッカー)
16. A・マレー(テニス)
17. 錦織圭(テニス)
18. デリック・ローズ(バスケットボール)
19. フロイド・メイウェザー(ボクシング)
20. S・ウィリアムズ(アメリカ)(テニス)
引用元:the London School of Marketing.
1. 【保留】NIKE(ナイキ)
契約内容:17歳で達成したウインブルドン優勝により、10代でランキングが200位代だったころからスポンサーとなってきたナイキ広告への出演料も、倍に跳ね上がりました。ナイキは2010年にシャラポワとの契約期間を延長し、契約料金は8年間で7,000万ドルともいわれている。
契約金額:8年間で7,000万ドル
契約状況:一時停止「我々はマリア・シャラポワのニュースを受けて、悲しむと共に驚きを隠せずにいる。調査が行われている間は、マリアとの関係を停止する決断を下した。今後も状況を検証していこうと考えている。」:
2. SAMSUNG(サムスン)
2012年、携帯電話機器メーカー「サムスン」のキャンペーンガールになった。
3. 【中断】TAG HEUER(タグホイヤー)
契約内容:
契約状況:終了。2015年にシャラポワとのスポンサー契約が終了し、更新について交渉中だったが、次回の更新は無しと発表。「現在の状況を見る限り、我々スイスの時計ブランドは交渉をとりやめることにした。そして、シャラポワとの契約の更新を見送る決断を下した。」と発表。
4. 【保留】PORSCHE(ポルシェ)
契約内容:2013年4月よりポルシェと3年間のグローバルアンバサダー契約した。2012年にシュトゥットガルトのポルシェ・テニス・グランプリで優勝し、祝賀パーティーに出席した後、ポルシェから提携を提案されました。
契約金額:不明
契約状況:調査中「シャラポワと予定していたイベントなどは延期する方法を選択する。」とした声明を発表しており、それは「更なる詳細が明らかになるまでで、その後我々で状況を分析する。」
5. HEAD(ヘッド)
契約状況:契約を継続すると発表。「彼女が見せた、自身の過失を公表し、認めたことへの誠実さと勇気は称賛に値する。マリアは過ちを犯してしまったかもしれないが、我々は彼女との契約を継続する。」
6. SUGARPOVA
2012年にグミ菓子「シュガポワ(Suparpova)」を発売
7. AVON(エイボン)
8. evian(エビアン)
9. supergoop
10. コールハーン(COLE HAAN)
事業概要:1928年にシカゴで創業された靴とバッグで有名なファッションブランド。良質な革、洗練されたモダンなデザイン、熟練した職人の技術により、「アメリカン・ラグジュアリーブランド」として、靴やバッグ、雑貨、ウェアなど、幅広い商品を展開。ナイキの子会社だったコールハーンから発売したシャラポワモデルのバレエシューズは大ヒット商品。
契約内容:2009年よりナイキ契約のスポーツ選手をコールハーンがキャンペーンに使うのは初の試みだそうです。
【終了】TIFANY&CO(ティファニー)
ティファニーのデザイナーは特別なシャラポワ・コレクションも制作。契約条件によれば、すべての重要な試合でシャラポワはティファニーを見につけなければならない。
【終了】MOTOROLA(モトローラ)
非公式なデータによる推定契約額は年間100万ドル(約1億2000万円)。モトローラ側の事情もあり、シャラポワは2008年、スポンサーを携帯電話機器メーカー「ソニー・エリクソン」に変えた。
【終了】ソニー・エリクソン
【終了】キャノン
【終了】コルゲート・パーモリーブ
【終了】ランドローバー
【終了】ペプシコ