「盛田正明テニスファンド」奨学生契約の内容大公開

その1. 毎年の契約更新があり

そして、奨学選手となって出かける前に、選手の年齢にもよりますが、翌年5月末までに達成すべき、とても厳しい目標が夫々の選手に出されます。そして、その目標を5月末までにクリアすれば翌年の奨学選手としての延長が認められますが、出来なければ帰国となります。例えば錦織圭と西岡良仁は、その目標を5年間クリアし続け、晴れてプロとなりました。

18歳でプロになるまで留学を達成したのは錦織圭が初めてでした」-盛田正明

IMGアカデミーは所属し続けるだけでも大変な所。プロになるまで所属できたのは、錦織圭と西岡だけ」-盛田正明

我々の基準は錦織に続く選手を作ろうというもの」-盛田正明

その2. 奨学金は航空券から学費まで手厚い

選手がファンドから支給される奨学金は、年1回のIMGアカデミーと成田空港間の往復チケット、IMG アカデミーの滞在費用(トレーニング、宿泊)、IMGアカデミーが決めた遠征費用、近くの学校に通う学費、また日本の通信教育を受ける場合はその費用です。そして全ての費用は直接MMTFから夫々先方の部門に支払われるので、本人に対しての金銭の授与は一切ありません。

因みに、IMGアカデミーの授業料は年間3万6315ドル(約327万円)、敷地内の寮に住むなら4万9885ドル(約449万円)。このほか学校代もいる(高校の場合、1万7035ドル=約153万円)。日本円にして総額約600万円。

その3. 金銭授与が判明した場合、奨学金打ち切り

また、ラケットや靴など、テニス用品の支給をスポンサー企業から受けるのは自由ですが、若し他のスポンサーなりから選手自身への金銭の支給が判明した場合にはファンドの奨学選手は即中止となります。

 

その4. 返済義務は無し!100位以内の選手は賞金の10%返還

奨学選手は将来とも奨学金の返済義務は一切有りませんが、若し選手が世界のランキングの100位以内に入った場合には、年間の獲得賞金の10%をファンドに5年間還元し、後輩の奨学金に充てることとなっています。

錦織選手への支援額は公表できませんが、2008年から昨年までの5年間、獲得賞金の1割を還元していただきました。すでに返済は終了しています」-MMTF