引退へのカウントダウン。フェデラー、今季残る全試合を欠場。

Roger Federer returns to action in Monte Carlo.

リオ五輪と今季残る全試合の欠場を発表

フェデラーが故障した膝が全快していないことを理由に、来月開催されるリオデジャネイロ五輪をはじめ、今季残る全試合を欠場すると発表しました。

「極めて残念だが、リオ五輪へのスイス代表としての出場断念と、今季残る全試合の欠場を発表する」と投稿。「自分の希望通り、今後数年間のATPワールドツアーをけがなしでプレーしたいのなら、膝と体に全快させる時間を与えなければいけないと、医師らから助言を受けた」

今季はツアーに加えて、夏のリオデジャネイロオリンピックに男子シングルスと男子ダブルスにエントリーし、さらに、女子の元世界ランキング1位、マルチナ・ヒンギスとペアを組みミックスダブルスにも出場する意向を示していました。

 

腰に膝。故障は深刻か…

34歳となったフェデラーは、腰の故障で欠場した全仏オープンに続き、ウィンブルドン準決勝の終盤に激しく転倒し、左膝も痛めてしまいました。

「故障していないことを願っている。3日くらい様子をみることになるだろう。24時間とかもっとかかるかな? 現時点では分からない。あまりひどくないことを願っている」と話した34歳のフェデラーは、今年初めに同じ膝を手術しています。

「試合を終えられたし、自分の足でコートを後にした。自分はあまり足を滑らせることはなく、転倒するようなこともない。これまで経験した転び方とは違った。今年、プレーを続けてきたこの体に、とにかく問題がないことを願っている。そう信じている。明日目覚めたときにより分かるだろう」

 

今季の成績 2130ポイント

今季は故障による戦線離脱が多く、例年に比べるとその実績は見劣りするものでした。ATPワールドツアー・ファイナルへの出場権をかけた「RACE TO LONDON」では2,130ポイント獲得で、G・モンフィスに次ぐ10位でした。

残りのマスターズ4大会と全米オープンで優勝などの成績を残せれば、ロンドンの出場の可能性は十分にありました。フェデラーはこれまでツアーファイナルズに14年連続で出場しており、特に近年のインドアコートでの試合内容は全盛期を彷彿とさせる程、素晴らしかっただけに残念です。

  • ブリスベン国際(ATP250):準優勝
  • 全豪オープン(GS):ベスト4
  • モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(MS):ベスト8
  • BNLイタリア国際(MS):3回戦敗退
  • メルセデス・カップ(ATP250):ベスト4
  • ゲリー・ウェバー・オープン(ATP500):ベスト4
  • ウィンブルドン(GS):ベスト4

 

来季への意欲

引退の一文字が頭をよぎりますが、フェデラーは「今回の経験で、私は幸運にもけがの少ないキャリアを送ってきたことに気付きました。それは希望の光です」とあくまでも前向きです。

「私のモチベーションは変わらないし、2017年には今よりも強く、健康な状態で攻撃なテニスをするつもりです」とコメントを残しています。

 

まとめ

史上最高の男も今年で35歳。一昔前ならとっくに引退している年齢です。むしろこれまでのプロ生活の中で、故障が極端に少なく常にツアー最前線で戦ってきたフェデラー。この歳での今季欠場を余儀なくされる程の故障には、王者引退へのカウントダウンの針は確実に早まったとの見方が正しいでしょう。

 

昨年のスイス・インドア大会で優勝した後、引退についてこうコメントしています。

「引退の日は徐々に近づいているし、その時が来たら自分自身でちゃんと感じたいと願っている。でも、今はあまりそのことは考えたくはない。もし大きな怪我などをしてしまったら、必然的に引退が近くなるし、或いはある日突然にプツンと緊張の糸が切れてしまうかもしれない。それだけは誰にも分からない事さ。もしくは、テニスより一層大きな事が家族に訪れたりしたら、引退を考えるかもしれないね。」と引退への正直な想いを述べていました。

 

暫しの休息を経て、2017年には見事王者復活を見せて欲しいと思います。しかし、世界中のテニスファンの今季の楽しみが減ったことは事実ですね〜。

 

 

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