徹底比較!天才型のフェデラー&メッシ・努力型のナダル&ロナウド

最高のライバル関係、テニス界のフェデラーとナダル、サッカー界のメッシとC・ロナウド。

それぞれテニス、サッカーと競技は異なりますが、”才能溢れるメッシはフェデラーに近く、肉体派のロナウドはナダルに近い“と言えます。

 

1. ナダル&ロナウド【努力型・傑出した身体能力】

ナダルとクリスティアーノ・ロナウド_Nadal&Christiano Ronaldo

ナダルとC・ロナウドは身体能力を極限まで高めたグラディエーター

ナダルとC・ロナウドは共に、厳しい鍛錬によって身体能力を極限まで高めた”どの競技でもトップクラスの成績を残すであろうスーパーアスリート“であり、史上最高の天賦の才能を持つフェデラーとメッシらとは対極の存在と言えます。

元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノのコメント
2人とも凄い選手だ。テニス選手で言うと、ロナウドがナダルで、メッシがフェデラーみたいなものだね」(2015年5月)

ラファエル・ナダル ~超人的パワーとメンタル・タフネスでクレーを支配する”赤土の王者”~

Rafael Nadalスペイン出身。1986年6月3日生まれ(32歳)。185cm 85kg。

ナダルは高い身体能力を生かした驚異的なコートカバーリングと強烈なスピンを効かせたエッグボールを武器に、特にクレーコートで圧倒的な強さを誇ることから、フェデラーの”芝の王者”に対して“赤土の王者(クレーキング)”と称されています。グランドスラム優勝回数はフェデラーに次ぐ16回(歴代2位)、全仏オープン優勝回数は歴代最多9回、マスターズ優勝回数はジョコビッチの30回に次ぐ28回(歴代2位)、そしてテニス史上7人目のキャリアゴールデンスラム(グランドスラム制覇とオリンピック金メダル)達成の偉業を成し遂げています。

全盛期の絶対王者フェデラーに対抗するために、極限まで肉体を鍛え、王者として時代を築きました。天才型のフェデラーに対し自らを努力型と捉え、追いつくには必死に練習するしかないとハードワークを続けてきました。世界アスリート身体能力ベスト30で20位にランクイン。一方で、厳しいトレーニングと身体に負荷がかかる全力投入型のプレースタイルのせいで、キャリア中盤から怪我に悩まれています。

また、ナダルは叔父にサッカー元スペイン代表のミゲル・アンヘル・ナダルを持ち、幼少の頃よりサッカーを続け12歳になる頃にはプロとして将来を期待されるほどの有望選手に成長しましたが、更に才能があったテニスを職業として選択。現在ロナウドが所属するレアル・マドリーの大ファンでもあり、度々サッカー観戦する姿が目撃されています。

スタン・スミス氏(インターナショナル・テニス・フォール・オブ・フェイム会長)

ナダルでさえとても厳しい状況から身体を回復させ、コートに戻ってこれる力がある。柔軟性はとても大切だ。いくつかは遺伝的なものだが、その他は本当にハードな努力の結果であり、それがけがを防ぐとともに、選手たちにもっとパワーを与えてくれる」(2019年7月)

クリスティアーノ・ロナウド~超エゴイストな最強のゴールマシーン~

Christiano Ronaldポルトガル出身。1985年2月5日生まれ(32歳)。185cm 80kg。

スポルティングCPを経て、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍し栄光の7番を背負い大ブレイクし、2009年よりレアル・マドリードへ加入。所属した3チームでリーグ戦やカップ戦で優勝、UEFAチャンピオンズリーグ優勝3回、レアル・マドリード通算最多得点記録、プレミアリーグシーズン最多得点記録、UEFAチャンピオンズリーグ通算最多得点記録、UEFAチャンピオンズリーグでのシーズン最多得点記録、そしてFIFAバロンドール受賞4回など輝かしい実績を築いています。

常に世界のトップを走ってきたロナウドですが、年齢を重ねるごとにプレイスタイルは変化しています。若い頃のロナウドの代名詞といえば高速シザースを駆使したドリブルでしたが、レアル・マドリードに加入して以降ドリブルやパスなどの回数を減らしフィニッシャーに特化しゴールを量産し続けています。

ロナウドは食生活もストイックに管理して体づくりをし、高いプロ意識で身体をケアしているため怪我に強いです。体脂肪率は10%未満、ヘディングは最高到達点がほぼ3mにも達し、世界アスリート身体能力ベスト30で2位に選出される程、競技の幅を越えてその身体能力の高さに注目が集まっています。また、スポルティング時代からコーチ陣揃って認めるほどの練習の虫で、現在でも居残り練習に積極的。ジダンからも”努力家“と評されています。

ナダル同様に、これまでクリスティーノは何度もナダルの試合に足を運んでいます。

■ナダルとクリロナが共演

 

2. フェデラー&メッシ【天才型・類まれなる感性】

フェデラーとメッシは魔法がかかったかのようにボールを操るマエストロ

2人の天才、テニス界のフェデラー、サッカー界のメッシ。両者ともにクリエイティビティと世界最高の技術を持ち合わせており、誰も想像がつかないようなアメージングなプレーで観客を魅了します。それぞれ、ナダル、C・ロナウドといったライバルがいますが、彼等が努力の果てに辿り着いた究極の「」に対し、2人の天才は才能に溢れた「」の極と言えます。

元ルーマニア代表MFゲオルゲ・ハジのコメント
1人は技術的な部分、もう1人は力を持っている。メッシは創造力、技術、そして純粋な才能を持っている。ロナウドはは常にハングリーで厳しいトレーニングを欠かさない。テニスで例えるなら、メッシはフェデラー、ロナウドはジョコビッチってところかな」(2016年12月)

ロジャー・フェデラー~エレガントなプレーで観る者全てを魅了する”芝の王者”~

roger_federerスイス出身。1981年8月8日生まれ(37歳)。185cm 85kg。

グランドスラム男子シングルス最多優勝20回・歴代最長世界ランキング1位287週、キャリアグランドスラム(四大大会制覇)、北京五輪ダブルス金メダル、など数々の記録を塗り替えてきた男子テニス界のアイコン的存在。”史上最高のテニスプレーヤー”と称され、全テニス選手の憧れであり目標とする生ける伝説。ローレウススポーツ賞4年連続受賞。

美しいフォーム、鮮やかなステップ、多彩なショットを自在に操り相手を翻弄するエレガントでオールラウンドなプレースタイルが特徴。最速ではないもののバリエーション豊富なサービス、強烈で正確無比なフォアハンド、美しいシングルハンドバックなどが代名詞ですが、近年はよりネットプレーを積極的に駆使して早い展開でポイントを決めるスタイルに特化しています。

ライバルのナダルとは対極で、体に無理をかけないテニスで長年故障とは縁遠い選手生活を送ってきましたが、2016年に怪我から長期離脱を余儀なくされました。しかし、35歳にして出場した復帰戦の全豪オープン2017ではナダルを破り見事優勝を飾り、5年ぶり自身18個目のグランドスラムタイトルを獲得し、キャリア終盤に来て再び王者の威厳を取り戻しました。

フェデラーはメッシに対して史上最高選手の賛辞を送っています。

世界中の人々はメッシを尊敬しているよ。僕はメッシこそが、これまでプレイしたすべての選手の中で史上最高のフットボーラーの1人だと思う。それに彼はまだ30歳にすらなっていないんだ。メッシのプレイは本当に見ていて楽しいよ。」-フェデラー(2016年1月 全豪OP直前インタビュー)

リオネル・メッシ~サッカー界の至宝。史上最高のサッカー選手~

 Lionel Messiアルゼンチン出身。1987年6月24日生まれ(29歳)。169cm 72kg。

13歳でFCバルセロナに入団し、17歳でトップチームデビューして以降、8度のリーガ・エスパニョーラ優勝、4度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献した大エース。歴代最多5回のバロンドールを受賞し、4回のチャンピオンズリーグ得点王と3回のリーガ得点王を獲得。”歴代最高の選手“の呼声が最も高い選手。

169cmと恵まれてはいない体格ながら、”まるでプレイステーションのゲームの選手“と称されるほど、現実離れしたプレーでファンを魅了します。抜群の瞬発力と敏捷性を生かした突破力、ゴール感覚は世界最高。それに加え、抜群のキープ力や高いパスセンスも一級品。 相手DFのマークを外すための技術を持ち、MFとしてもWGとしても、そしてCFとしても対応できるなど適応力も抜群。

ライバルのC・ロナウドが前線で活躍する純粋なゴールマシーンなのに対して、メッシは中盤からのゲームメイクからゴールゲットまでこなすスーパーオールラウンダーと言えます。ロナウドとゴール数を競う一方で、ロナウドより遥かに多くのアシストを記録。

 

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