「ジョコビッチVS錦織圭」 過去の対戦成績と試合内容から見る両雄の歴史。

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世界1位の最強王者ノバク・ジョコビッチとアジアのエース錦織圭の過去の対戦成績と試合内容を詳しく紹介します。

最近は両者ともにユニクロのウェアを纏い対戦することから「ユニクロ対決」と話題になっている2人の戦歴を振り返ります。

 

ジョコビッチ VS 錦織圭 対戦成績

 【最新】2016年4月時点の対戦成績

2016-4-ジョコビッチ-錦織圭-対戦成績

ノバク・ジョコビッチと錦織圭は過去に9度の対戦経験があり、7勝2敗でジョコビッチが大きく勝ち越しています。また、錦織は14年の全米オープン準々決勝でジョコビッチを破ってからは6連敗中です。特に、2015年後半からの3つの対戦は全てストレート負けで両者の実力の差は開く一方です。

 

2016年4月:マスターズ1000マイアミ 決勝/ハード

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6-3 6-3でジョコビッチが圧勝!錦織のMS制覇ならず。

悲願のマスターズ1000初制覇を目指した錦織でしたが、ジョコビッチの高い壁に阻まれました。錦織は立ち上がりこそ順調で、ジョコビッチのサービスゲームをブレイク成功して期待させてくれましたが、王者の弱点が無いテニスの前に、攻め急いでミスを連発して自滅。ブレイク合戦はあったものの勝負どころの精度と駆け引きに大きな差があり、圧倒されました。

この日のジョコビッチは絶好調じゃなかったのですが、それでも勝ちきれるあたりが流石、王者の貫禄。ジョコビッチは本大会3連覇、合計6回の優勝を飾り、アンドレ・アガシの記録に並びました。

詳しい試合解説は「錦織圭、遂にマスターズ初制覇!?マイアミオープンで奇跡が起こる。」へ。

 

2016年2月:全豪オープン 準々決勝/ハード

2016年:全豪オープン 準決勝

6-3 6-2 6-4でジョコビッチが圧勝

世界ランキング7位の錦織圭で出場した錦織は、同1位で昨年覇者ノバク・ジョコビッチと準々決勝で対戦。本大会は不調のジョコビッチに対して、錦織は絶好調で日本中が期待しました。しかし、前回王者のプレッシャーからか相手に攻め急いでミスが続き、第1、第2セットと連続で失います。

後がない第3セット、錦織は第2ゲームでいきなりブレークに成功し、反撃を狙ったが、続く第4ゲームをジョコビッチがすかさずブレークバック。その後1ゲームずつブレークし合うが、第7ゲームでジョコビッチが3ゲーム連続でブレークに成功してストレート負け。そのまま逃げ切られ、日本男子84年ぶりとなる4強入りならず。

詳しい試合解説は「【全豪オープン2016】ジョコビッチ優勝までの全試合をハイライト」へ。

 

2015年12月:ATPワールドツアーファイナルズ ラウンドロビン/インドア

2015-ATPワールドツアーファイナル-ジョコビッチ-錦織圭

6-1 6-1でジョコビッチが60分で錦織を瞬殺

世界ランキング8位で出場した錦織圭は全米オープンの一回戦負けから始まった不調を引きづったまま、ジョコビッチとの初戦を迎えました。錦織は4連覇を狙う同1位のノバク・ジョコビッチ見せた完璧なテニスの前に1-6、1-6であっさりと完敗しました。試合後、錦織「このスコアは恥ずかしい」とコメント。2015年は完全にジョコビッチ一強時代であることが改めて証明されました。

 

2015年5月:マスターズ1000ローマ 準々決勝/クレー

2015-ローマ−ジョコビッチ-錦織圭

錦織は善戦し6-3 3-6 6-1でフルセットで敗北。

第5シードの錦織圭は第1シードのノバク・ジョコビッチと準々決勝で対戦。錦織は王者ジョコビッチが雄叫びをあげさせるほどの善戦を見せました。第一セットの立ち上がりは、強い風とコートのバットコンディションから、双方にミスが多く観客からため息が漏れるラフな展開になるもジョコビッチが先取。

第二セットからは、錦織が息を吹き返し、アグレッシブなストロークを打ち込んで試合をコントロールし素晴らしいゲーム展開に。最終セットから、ジョコビッチはプレーの質を更にあげ、よりディフェンシブでミスの無いテニスをする中で、攻め急いだ錦織はエラーを連発し、敗北しました。しかし、ジョコビッチ相手に善戦し、全仏オープンへの好材料になった試合でした。

 「あのファイナルセット2-1からのブレークが勝負の分かれ目だった。あのブレークが僕に羽を与えたんだ。僕はボールをよりよく打ち抜けるようになり、彼はより多くのアンフォーストエラーをおかし始めて、非常に短い時間で試合は決まってしまった」−ジョコビッチ

「自分が主導権を握れているときは本当に心地いい。しっかり重いボールも打てて、足も動き、いいテニスができているのを感じるので、2セット目のように自分から打っていけるようなプレーを、これからまた思い出してやっていきたい。ケガもなく、初めていい形でフレンチ(オープン)には入れると思うので、まずはしっかり休んで体の回復に努め、直すべきところは直して臨みたい」-錦織

2014年12月:ATPワールドツアーファイナルズ 準決勝/インドア

2014-ATPツアーファイナルズ-ジョコビッチ-錦織

錦織は善戦するも6-1 3-6 6-0でジョコビッチの勝利

錦織初出場のツアーファイナルズで予選でマレー、フェレールを倒してラウンドロビンを勝ち上がり、準決勝で王者ジョコビッチと対戦。第1セットはジョコビッチの次元の違うテニスに何を出来ない西織でしたが、第2セットから開き直った錦織はゾーン状態に入ります。強烈なストロークで優位に立ち、鉄壁ディフェンスを誇るジョコビッチからウィナーを量産しセットを取り返して、試合は最終セットへ。

ジョコビッチのサービスゲームから始まった1stゲームも15-40とリードし、ダブルのブレークポイントを握ったものの、焦って自滅。この1ポイントから流れがジョコビッチに傾き、最後はあっさり敗北。錦織が第2セットで見せたテニスは非常にセンセーショナルでした。

 

2014年:マスターズ1000パリ 準決勝/インドア

2014年-パリ-ジョコビッチ-錦織圭

6-2 6-3でジョコビッチが60分で試合を制し、圧勝。

決勝まで一セットも落とすことなく勝ち上がったジョコビッチは、全米オープンでの借りを返すべく王者のテニスで錦織を圧倒しました。わずか1時間2分の試合でした。

「いい試合だった」と振り返り、「決勝まで1セットも落としていない。フレッシュな気分だし、明日の試合に向けて気持ちが高まっている。ケイのサーブはベストじゃなかったね。昨晩の試合が遅かったから疲れていたのかな」-ジョコビッチ

2014年9月:全米オープン 準決勝/ハード

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6-4 1-6 7-64 6-3で錦織が大勝利。世界を驚かせた試合。

湿度が70~80%、気温が31~32度というニューヨークでは珍しくタフなコンディションになったが、試合後半になって、いつものプレーができなくなったのは、王者ジョコビッチ。

王者に対して、試合の主導権を握っていたのは、錦織だった。試合中、錦織の足はよく動き、速いテンポでボールを打ち返して、ジョコビッチにストロークのリズムをつかませなかった。また、ジョコビッチのセカンドサーブでのポイント獲得率がわずか37%にとどまったのは、リターンやラリーで、いかに錦織がジョコビッチにプレッシャーをかけていたかを物語っている。世界一のディフェンスを誇るジョコビッチから、フォアもバックも13本のウィナーを奪っての大勝利でした。錦織は自己最高の8位入りを決めた。

 

2014年4月:マスターズ1000マイアミ 準決勝/ハード

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フェデラーを倒した錦織だったが涙の棄権。

「今までで一番と言えるくらい、良い1週間だった」と錦織が語る程、絶好調な大会でした。3回戦で第15シードのグリゴール・ディミトロフ、4回戦で第4シードのダビド・フェレール、準々決勝では、ロジャー・フェデラー破って、ベスト4進出。しかし、フェデラー戦の翌日、足の付根の痛みから、満足に動くことができず棄権を決断しました。トップ選手へ勝つ方法が分かってきて、錦織の才能が開花し始めた時期でした。そして、2016年の同大会決勝で2人は再戦します。

「良い試合がずっとできていただけに、準決勝で戦えないのは、本当に残念。でも、今の状態では、ジョコビッチに勝つチャンスはないと思った」-錦織

 

2011年11月:バーゼル 準決勝/インドア

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2-6 7-64 6-0で錦織が逆転勝利で大金星!世界No.1を破る。

世界ランキング32位で出場した錦織圭は、同1位のノバク・ジョコビッチを2―6、7―6、6―0で破り大金星を上げました。第1セットは2―6で落としましたが、第2セットは粘り強くボールを拾いまくりタイブレークを制した錦織。最終セットは集中力が切れたジョコビッチから着々とポイントを奪い、6-0のラブゲームで勝利しました。

2011年のジョコビッチはブレークスルーを迎えて、4大大会で全豪、ウィンブルドン、全米を制して絶好調だったジョコビッチを破ったことは世界的な衝撃でした。そして、ATPツアー2勝目がかかった決勝でしたが、フェデラーに敗北しました。

「準決勝に至ったというのは、僕にとって本当に素晴らしい経験。自分のプレーにわくわくしてもいる」。
「第2セットの終盤までいいプレーができていなかったけど、そこからプレーのレベルが凄く上がった。(出場2大会連続でベスト4に入って)自信になり、プレーも変わった」-錦織

 

2010年:全仏オープン 2回戦/クレー

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錦織は6-1 6-4 6-4でストレート負け。

前年の怪我が長引き年初を棒に振り一時はランキングを失ったが、復帰後は下部大会で好成績を収め順調にランキングを回復させて全仏オープンに出場した錦織でしたが、ストレート負けを喫しました。その後、ジョコビッチも準々決勝でユルゲン・メルツァーに敗北しました。

 

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