身体面からジョコビッチの「強さ」を徹底解説【フィジカル編】

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ノバク・ジョコビッチの強さの1つがフィジカルです。

プロテニスプレーヤーは自身の肉体が最大の資本ですが、トップ選手でもおのおのの”武器”は異なります。ツアーには、ラオニッチのような大きな上背を生かしたビッグサーバーもいれば、錦織圭などの決して大きくない体ながらもアジリティーや持久力などで勝負する選手など様々なタイプの選手がいます。

 

では、競合ひしめく男子テニス界で圧倒的な強さを誇っている、ジョコビッチの肉体的な強さとは?

スタミナ、柔らかい関節、ボディバランス、食事管理、長い手足、そしてハンドアイコーディネーション…etcなど色々と秘密があります。今回は、ジョコビッチの強さを身体能力面から徹底解説します。ジョコビッチの強さの秘密を知りたい方必見!

 

 

①世界一の無尽蔵なスタミナ

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ジョコビッチは全体的に細身の体躯で、瞬発力よりも持久力や精度に重きを置いています。そのスタミナは無尽蔵と言われています。例えば、2015年間は年間を通じて四大大会とATPツアー大会に16回出場して、93%の勝率でした。タイトなスケジュールの中で、毎回決勝まで進出し、勝ち切る持久力があります。

 

最低3セット、最大5セットマッチのグランドスラムでは、フェデラーやマレーはジョコビッチと対戦する際はファーストセットを取ることを重視しており、実際に取れた場合の勝率が高いです。長丁場の試合の中で、持久力に優れミスが極端に少ないジョコビッチを相手に戦うとなれば、第意1セットを取らないと精神的に厳しくなるのは必死です。また、2012年全豪オープン決勝のナダル戦では、グランドスラムで史上最長となる5時間53分にも及んだ死闘を制しています。同じく無尽蔵のスタミナを誇るナダル相手で勝っています。

 

また、最先端の体力向上機械であるCVACポッド(約575万円)を使用しています。このポッドの中で1週間に3回、最高20分間過ごせば、血液の循環を良くし、酸素の豊富な赤血球を増やし、乳酸を除去して、運動能力を向上させる効果があします。ミトコンドリア生合成や幹細胞生産を刺激する可能性すらあると言われています。。

 

 

②ボディバランスに優れ、関節が柔らかい

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ジョコビッチの鉄壁のディフェンス力を支えているのは、柔らかく可動域が広い関節と優れたボディバランスです。どんなに左右に振られても、ボディバランスを完璧にコントロールして軸をぶらさずスランディングショットを打ちます。どんな体勢からもボールを正確に捉えて返球します。しかも、ただ苦し紛れに返球するのではなく、フェデラーやナダルのウィナー級のボールに追いつき、スライドしながらウィナーで返すことが出来ます。

 

また、テニスは年間通じて休み無くツアーに参戦し怪我で欠場する選手も多い中、ジョコビッチは怪我が少ないです。関節が柔らかく、軸をぶらすことなくショットが打てるので身体への無理が減り局部的に負荷が掛るケースが減り、怪我を防ぐ事につながります。筋肉自体の柔軟性があると腱や関節に掛る負担も減ります。

 

 

③グルテンフリーの食事による体質改善

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ジョコビッチはグルテンと乳製品に対して不耐症(特定の食物を消化することが困難な病気)があることが判明しました。ぞれから食習慣を変えてグルテンを断ったところ、体の調子が良くなり、コート上でもこれまでにないスピード、柔軟性、集中力を発揮するようになりました。

 

そして、同じく乳製品も食事から取り除くと急激に体重を落としシェイプアップしています。このグルテンフリーを始めたの2010年の末からですが、2011年から一気に才能が開花しそれからはずっと世界ランクNo.1に君臨し続けています。もっと詳しく>>>「ジョコビッチの食事術。グルテンフリーで世界No.1に!

 

 

④手足が長い

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ジョコビッチは188センチと長身ですが、身長以上に手足が長い選手です。特に腕が長く、鞭のようにしなる長く柔らかい腕を駆使してフォアハンドを打ちます。手足が長いと一歩が大きく、より遠くのボールへ追いつくことが出来ます。この長い腕を使っての必殺のクロスカウンターはジョコビッチの必殺技の1つです。自身もフォアハンドについて、 「腕はできるだけリラックスさせ、足のバネをつかってスイングしている」とコメントしています。

 

日本人のTOP錦織圭が不利だと言われているのは、特にこの身長や手足の長さです。コートカバーに体力を消耗し易いですし、打点が低くなるのでサーブやストロークの威力にも大きく関係します。

 

 

⑤ハンド・アイ・コーディネーション

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ジョコビッチは腕が長いの分、インパクトの際、目とボールの間に人並み以上に距離ができます。それでも正確にボールを捉え、人並み以上の強打を実現できるのは、手と目の協調性が高いからなのです。

 

いわゆるハンド・アイ・コーディネーションです。長い手足をもてあますことなく、しなるような大きなスウィングを行なうことができるのは、この能力が高いからです。特に、左右や前後に振られる局面で正確に返球する技術を支えているのは、ボディバランスや関節の可動域だけではなくこのハンドアイコーディネート力が大きいです。この点はあまり注目されてはいませんが、ジョコビッチの隠れた強さの1つです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

ジョコビッチ強さの秘密を解説するシリーズとして「フィジカル面」について解説しました。ジョコビッチはフェデラー、ナダル、ワウリンカなどに比べて、プレーに華が無いので強さの特徴が分かりにくい選手です。しかし、この圧倒的な強さには「心技体揃った弱点の無さ」という明確な理由があります。随時、ジョコビッチの強さについて「技術面」「戦術面」「精神面」の観点から詳しく紹介していきますので、お楽しみに。

ジョコファンの皆さま、コメントお待ちしております♪

 

 

 

【ジョコビッチの強さ解明シリーズ】

身体面からジョコビッチの「強さ」を徹底解説【フィジカル編】

精神面からジョコビッチの「強さ」を徹底解説【メンタル編】

技術面からジョコビッチの「強さ」を徹底開設【テクニック編】

 

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