サヨナラ王者ジョコビッチ。マレーが世界1位の座を奪取!122週続く覇権の終焉。

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今季のジョコビッチはキャリアグランドスラムを達成し、さらに史上初めて、通算獲得賞金が1億ドルを超えた選手となり、過去最高のシーズンを送るかと思いきや、一転厳しいシーズンとなっています。

ウィンブルドンでは3回戦でサム・クエリーに敗退したところから負けが目立ちはじめ、リオ五輪では初戦でJ・M・デルポトロに、全米オープンでは決勝でスタン・ワウリンカに、そして上海オープンでは準決勝でロベルト・バウティスタ・アグートに敗れ、その絶対的覇権に暗雲が立ち込めていました。

そして、最後のマスターズ大会であるBNPパリバ。ジョコビッチは準決勝でマリン・チリッチに破れる一方で、マレーがラオニッチに不戦勝し決勝に駒を進めた事により、遂にマレーの世界ランク1位が確定しました。

 

ジョコビッチ122週続く世界ランク1位から陥落

BNPパリバ・マスターズ(マスターズ1000)のシングルス準々決勝が行われ、第1シードの準々決勝で過去14連勝中で圧倒していたはずだった、マリン・チリッチに4-6, 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、4年連続のベスト8進出を逃しました。

今季チリッチはシンシナティマスターズでマレーを破って優勝、バーゼルで錦織を破って優勝を飾り、ATPファイナルズの出場も決定して勢いに乗っていた事は確かですが、それでも両者には絶対的な実力差があったはず。

この1敗が、2014年7月7日から122週連続で守ってきた世界ランク1位の座から転落へと繋がります。

 

遂にマレーが世界ランク1位を奪取

 

 

マレーの世界1位へのコメント

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「今日のベルディヒとの試合前には、大会序盤よりもいくらか緊張感があったけれど、そこから抜け出してしまえば、ほかの試合と違う感触はなくなったよ。」

「今週、達成できればそれは最高だ。とはいえ、これから先もチャンスはあるので、今は自分に余計な重圧をかける必要はない。それでも、できれば明日は勝って、世界ランク1位を実現したいと思っている。」

 

今季のマレーは7勝・金メダルの過去最高シーズン

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今シーズンは、全豪オープンと全仏オープンでジョコビッチに破れ準優勝に終わるも、ウインブルドンではラオニッチを圧倒し3年ぶり2度目の優勝、そしてリオ五輪では史上初の男子シングルス連覇を達成。

続く、全米オープンは準々決勝で錦織圭にフルセットで敗れたが、その後のチャイナ・オープン、上海マスターズ、エルステ・バンク・オープンの3大会連続で優勝を果たし、今季7勝を記録し、過去最高のシーズンを送っています。

 

マレーの今後 “BIG4”としての責任

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今季は五輪連覇に加え、3度目のグランドスラム優勝、そして悲願の世界ランク1位を達成したマレー。これまでは、フェデラー、ナダル、ジョコビッチらと一緒にBIG4と数えられるも、一人だけ格落ち感は否めませんでした。また、ジュニア時代から切磋琢磨してきたジョコビッチとのライバル関係も、圧倒的な実力差でライバルとは言い難い状況でした。

しかし、世界1位となったマレーはやっとBIG4の仲間入りを果たしたと世間は思うでしょう。キャリア晩年を迎え、故障が目立つフェデラーとナダル、そして全仏優勝後は調子を落としているジョコビッチ。この状況だからこそ、BIG4の一角として男子テニス界をリードする責任がマレーの肩に重くのしかかっていくでしょう。

まずは、ATPワールドツアーファイナルで初優勝を飾れれば、これ以上ない最高のシーズンの締めくくり方になります。あのナダルですら、年間最終戦の優勝はありません。そして、来季最初のGSである全豪オープンでは過去5度も決勝進出しながらも、他のBIG4の面々の厚い壁に阻まれてきました。しかし、今のマレーの強さなら、6度目の正直は十分可能なはず。

2017年の世界王者アンディ・マレーから目が離せません。

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2 件のコメント

  • ジョコビッチが全米決勝で敗れたのはマレーにではなくワウリンカにです。マレーは準々決勝で錦織に敗れています。

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